bronson69の日記

いつか読み返して楽しむための文章。

つれつれ

アンダーグラウンドから君の家まで遠くはないのさiphoneの明かりを残してワンルーンファンタジー何を食べたとか街の匂いとか全部教えて常磐公園空飛ぶ自転車14歳で見つけた桃色のうさぎ油性で書いちゃったから消えないアイラビュー発売延期で僕だけのキラー・チューン

声出しながら歌いながら書いてみた。
好きだなー、このころの大森靖子
音も歌詞も歌声も、異常なほどピッタリする。
メジャーでアルバム出して以降はあんまりピンとこなくなっちゃったけど。

自動筆記みたいに、思ったことをそのまま、つれつれと書いていく。

気づいたらもう3月で、春で、いろんなものが新しくなっていく。
世の中はフレッシュで、面白くて、素敵なものがたくさんあって、なのに僕は何にも夢中になれないから仕方なく部屋でお酒を飲んでいる。
面白いものがないのは世の中のせいじゃない、自分に面白がる力がないからだ。
刺激が欲しい、けど疲れることはしたくない、怖いものは見たくない。
やさしいひととだけ会いたい。
やさしいものだけ見ていたい。
映画で言ったら、リトル・ミス・サンシャインみたいな。
冗談いいたい。
伝わるかな、なんて気にしないで伝わらない冗談を言いたい。
でも伝わってほしい。
絶対に冗談が伝わる相手と、きもちいいカーペットの上で、お酒飲みながらいっぱい話したい。
この世のすべてのサークルの部室で繰り広げられる光景と同じように、しょうもない話題で息ができなくなるまで笑いたい。

川原でお酒を飲みたい。
白ワインと、チーズと、ゆで卵と、タクアンと魚肉ソーセージ。
何もひかずに草の上に座って、ブラスチックのコップを傾けながら、夕日の沈むのを見ていたい。
遠くの橋を電車が渡るのが見えたらもっといい。

適当な電車に乗って、勢いで遠くに行きたい。
朝まで飲んで、ノリで電車とびのって、即座に後悔したい。
海が近いところで降りるのがよい。
房総とか、小田原とか、熱海とか。
もーここまで来ちゃったししゃーねーな!って開き直って、旨いもん食べたり、土地の酒飲んだりしたい。
砂浜までちょっと潮風に当たるだけのつもりが、うっかり全身ビショビショになったりしたい。

山だっていい。
新宿で飲んで始発で高尾山にいったのは、あれは何歳のときだったかな。
女の子はみんなヒールの高いブーツで、男どもはみんなスーツで、でもちゃんと頂上までいった。
すれ違うハイカーと挨拶もした。
懐かしいなあ、もうずいぶん昔だなあ。

なんだろな。
無茶したいのかな。
そーゆーわけでもないんだよなあ。
おっさんが若い日を懐かしんでるだけなのかな。
それってみっともねえなあ。
みっともなくたっていいんだけどさ。

ああ、好きになりたい。
自分より大好きな何かがほしい。
恋に落ちたい。

酒飲むと気持ち悪いな、自分。
まあ、しゃーないか。