bronson69の日記

いつか読み返して楽しむための文章。

2016-01-01から1年間の記事一覧

本気で好きな人

ちょっとした切っ掛けがあって、昔の日記を読み返した。やたらとエモい文章を前に、恥ずかしいような、切ないような、懐かしいような、何とも言えない気持ちになった。 そこには嘘偽りないそのときの本当が書かれていた。あなたでなければいけない、別の誰か…

人狼、地べた、人生

土曜日。蒸し暑い、けれどもう夏ではない、そんな感じの一日。 学生時代以来、久しぶりの立川へ。って書いて気づいたけれどそんなことないわ、去年の秋に昭和記念公園いったから、一年ぶりだわ。でも去年は北口に出て公園まで歩いたから、南口には足を踏み入…

望むものはこれでぜんぶ

仕事して、帰宅して、ご飯食べて。 Twitterをみて、ラインを送って、送られて。 洗濯物を畳んで、お皿を洗って、歯を磨いて。 シャワーを浴びて、横になって、眼を閉じて。 ああ、もう何もいらないな、と思った。 ほしいものは、ぜんぶ持ってる。 もしかした…

酒の席

眠れないので眠くなるまで徒然と。 仕事が終わって飲みに行く。アルコールを入れて平熱の熱量で話すのはなんだか随分久しぶりな気がする。会話の内容も平熱そのもので、話したそばから忘れていってしまうような他愛ないものばかりだった。ところで他愛ないと…

与太話

何の努力もしないで棚ボタ式に大金を得たい、と真剣に思っている。 風が吹いたら桶屋が儲かる、という言葉があるけれど、あれだって風が吹いてホコリが目に入って盲が増えて三味線の需要が増えて野良猫が減ってネズミが増えて桶を齧るから桶屋が儲かるのだ。…

欲望

日曜日。夏の戻りのような一日。 昼過ぎまでまったりと眠って、起きて昨日のカレーを食べ、気がついたらまたベッドにでろんと横たわっている。さてどうしようか、晴れてるからタオルケットやシーツを洗おうか、それともどこかに出かけようか。写美のリニュー…

バーガー、カレー、鳥の世話

土曜日。 強い日差しとからりとした空気、日陰の涼しさが高原を思わせるような、そんな一日。 朝の早い時間に外に出て、気候の素晴らしさを確認し、そのまま散歩がてらパン屋さんに向かう。そんじょそこらのカフェのハンバーガーよりよっぽど美味しいハンバ…

晩夏か初秋か

八月が終わり、九月になった。今の時期をなんと表現すればいいのか、よくわからない。昼間の太陽や夜の湿度にはまだ夏を感じ、日陰の空気や酔った頬に当たる夜風に秋の気配を感じる。セミの声と虫の声をステレオで聞いている。まだ夏だね、ともう秋だね、を…

君の名は。

新海誠監督「君の名は。」を見てきたので感想文。 面白かった、いくつかのボーイミーツガールな場面では涙がこぼれそうにもなった。 でも、細かい「ん?」が多すぎて、物語に没入することができなかった。 ということで「ん?」ってなったポイントについて書…

夏の終わりと枇杷と手と

健康診断に行ったら、身長が1センチ伸びていた。足の裏が太ったのか、頭頂部が太ったのか、果たしてどちらだろうか。 会社には戻らず帰宅することにし、そのまま新宿へ向かう。紀伊國屋で漫画を数冊買い、ガンジーでミックスカレーを食べる。欧風カレーのよ…

雑記

徒然と。 日曜日に初体験した歌舞伎のことを書こうとして、「最高だった」以外に書くことが見つからず、結局書くのをやめる。とりあえず、今度は予習をきちんとして、もう少し良い席で、役者さんの表情が見える席で観たいと思った。 仕事に対するモチベーシ…

恋人を待っている

遮光カーテンのおかげでいつでも薄暗い部屋の中。隣に眠るひとを起こさぬように、胸に乗せられた腕をそっと持ち上げ、できるだけ滑らかにベッドから抜け出す。洗面所で時計を確認し、もう11時を回っていることに少し驚く。まだ早朝だと思っていた、お昼ごは…

うん

珍しく真面目に働いた。 真面目に働いていたら最近使ってなかった筋肉が稼働し、その拍子になんか謎のスイッチが入ってしまった。いいですよ、じゃあそれ僕がやりますよ、たしかに手間ではありますがやるとやらないとではやるほうが正しいと思いませんか?み…

真夜中はおごそかに

日付け変わって水曜日。 早く寝たから変な時間に目を覚ました。 なんとなくそういう気分にならなくて、日記を書いては下書き保存して終わる日々が続いている。書いてはいるのだ。公開してないだけなのだ。 ずいぶんと久しぶりの環境に身をおいて、そういえば…

突然に

しばらく楽をして先送りしまくっていたので、貯まったツケを払わなくちゃいけない。要するにキリキリ働けたまには社畜ぶりを発揮してみろコノヤロウということなのだけれど、故あっていま業務効率が著しく低下してる。バグでノイズで例外規定で熱暴走だ。お…

抽象的

あーもーなんかやばいわ。 弾けそうで飛びそうで眠れなくてさ、じっとしてらんなくてバクバクしてジタバタしてさ、思い出してハッとしてグッときてさ、なんていうかさ、なんかさ。 あー。あーもー。もー。 やばいわほんと。やばいわ。

帰省

子供のころ、盆と正月には父親の実家に行くのが習わしだった。父の実家は北東北の山裾にあり、ガチガチに山で田舎で農村だった。僕は一族の中で最も年下の子供だったので、非相撲的な意味で随分と可愛がってもらっていた。お小遣いもらったり、山に連れて行…

いわき総合高等学校総合学科第13期生卒業公演「魔法」

土曜日。あんまり楽しいことがありすぎて、一気に書ける気がしないけれど、書けるだけ書いてみる。 夏休み一日目。明日は弾丸帰省法事ツアーが待ってると考えると、夏休みらしい夏休みはきょう一日だけかもしれない。さーて何しよーかな、家でダラダラ過ごす…

尾頭さんと安田さん

祝日と週末に挟まれた金曜日。 気分的には休日出勤。 昨日はゴジラのレイトショーに行っていたので例によってあまり寝てない。ゴジラは子守唄には適さない。3回目のゴジラ、尾頭さんと安田さんの二人が最高すぎてそこばっかり見てた。スーパークールだけど心…

何の話

酒漬けになっていたら時間が吹き飛んだ。 なんだろうこの感じ。朝まで飲んで帰宅して寝て昼過ぎに起きる、そんなの普通すぎてあるあるすぎて、で?何?ZARAはどこ?って感じなんだけど、きょうの感じはいつもと違う。何が違うのか、ってなんだろこの違和感は…

羅列

あれきょうは火曜日だっけ?って3回くらい勘違いした月曜日。 数日前にタイムラインに流れてきた、見ず知らずの大学生の女の子が書いたブログの文章がとても良くて、それを読み返してめっちゃグッと来ながら昼休みを過ごした。打算的な思いで付き合ってきた…

本を読む

ひとつ前の続き。 水みたいに薄いビールを一日中飲んでいる。プリン体と糖質がゼロでアルコール度数が低め、カロリーオフののどごしオールライト。サンゴー缶の6本パックを2回買いに行った。小さなテーブルの上には空き缶が9個。いつもより量を飲んでるのは…

旅の恥は

朝。キンキンに冷えた部屋のベッドで布団にくるまって目を覚ますかもっと眠るか決めあぐねているあの瞬間は、寝てるのか起きてるのかどっちなんだろう。平日の起きるべき日には寝ていたくなり、休日にはまあ別に眠くなったらまた寝れるしな、つってサクッと…

終わらない金曜日

楽しい週末だった。 金曜日、残業のあと京橋の「ダバ・インディア」へ。お久しぶりの友達とインド料理。歳を重ねた友人同士の近況報告はどうしても重たい話題が多くなる。でも歳を重ねた僕たちはそういう話をきちんとやり取りできるくらいには大人になってい…

ゴジラ飲み

なんかオタク話するの久しぶりだったなー。もともとオタク気質な人間ではあるけれど、いわゆるオタク的な趣味から自然に足が遠のいたのがかれこれ十数年前、その眠っていた血が「シン・ゴジラ」で蘇ってきて、今日の飲み屋に話のわかるひとがいたもんだから…

切り取る

酔っぱらって面倒くさくなってるとき以外はなるべく毎日日記を書くようにしている。僕の日記は日記なので、基本的にはその日にあった出来事を書くことが多い、のかな?どうだろう、出来事じゃなくても適当に思いついたことを書いてるような気もする。でも思…

嬉しい

なんかこう、いろいろと嬉しいことがあった。 恋人ができたわけでも、昇進をしたわけでも、よい曲が書けたわけでもない。 作曲なんて一度もやったことがない。 僕の人生はいつも通りうだつが上がらない感じで、きょうも暑さにへばってて、いつもと何にも変わ…

インド料理と自己認識と

インド料理とっても美味しかった。 美味しいものを食べて、美味しいお酒を飲んで、いろんな笑い話をして、顔の筋肉が痛くなるまで屈託なくケラケラと笑った。ミントにつけたチキンティッカと、マトンのビリヤニとエビのビリヤニが美味しかった。インドビール…

大学選び

唐突ですが大学選びのことについて書きます。ただただ「自分はこうだった」って話を書きます。酔っぱらっているので文章は適当です。構成とか滅茶苦茶です。悪しからず。 僕は東北の公立進学校の出身です。 学力的には上の下くらいだったでしょうか、東大は…

「シン・ゴジラ」感想

ごあああああああ!!!! すげえ、すげえぞおおおおおお!!!! なんかすごいもん見たぞおおおお!!! ネタバレはしないつもりだけど、少しでも興味を持ってるひとは情報を入れずに見てほしい。この先の文章なんか読まなくていいから。迷ってるなら見た方…