bronson69の日記

いつか読み返して楽しむための文章。

遅れていく

日曜日はなんか凄かった。

月刊平野勝之、ひとまず最終回。
悔しいけれど、あんなに面白い作品群、またすぐ映画館で見れるに決まってるから心配はしてない。
しかし昨日は面白かった、そこにいる人たちがメチャメチャ豪華で、同じ空間にいられるだけで嬉しかった。
そういう人たちと自分を同じように「仲間」って言ってくれて、最高に幸せだった。
あそこまで嬉しいと、詳しく書くのがもったいなくなる。
だから昨日のことはこれで終わり。

なんか最近、日記を書くのが追いつかない。
昨日のことをきょうの夜に書きつけてばかりいる。
一日遅れの日記を書いている。
ズボラな性格とアルコールが原因だ。
どうせズボラならもういっそ書くのをサボればいいんだけど、何故かそれはしたくない。
遅れてもいいから書きたくなる。
義務感ってわけでもなく、書きたくて書いている。
なんでなんだろう。
わからない。

これ、このままズボラを発揮し続けて、遅れが加速していったらどうなるんだろう。
昨日のことを書く日記、それが一昨日のこと、先週のこと、先月のこと、去年のこと、こんな感じでどんどん遅れていくと、最終的には時を超えるんじゃなかろうか。

間違ってるのはわかってるんだけど、そうはならないとわかってはいるんだけど、どこかで俺の知らない過去にたどりつくような、そんな気がしてならない。去年のこと、10年前のこと、50年前、100年前、どんどん古くなっていき、ついにはアウストラロピテクスの話やバージェス生物群の話を日記に書けるようになるんじゃないか。それって最高だな。でもどういう視点からの日記になるんだろ。その時代には俺はどこにもいないわけで、でも俺が書くのは俺の日記で、俺のいない世界での俺の日記ってのはいったい何を書いたらいいんだろう。
なんかすげー不思議なこと言ってんね。

ズボラを続けると世の中の法則が乱れちゃうんだな。ズボラ恐るべし。三日坊主は三日で終わるほうが平和なんだね。辞めるならスパッとやめるべきだと。引き際ってやつだ。そうか、三日坊主って引き際心得てんだね。粋な飲み方するオトナみたいだ。サッと飲んでサッと帰るやつ。カッコいいな三日坊主。

そんな感じでサッと文章を〆られればカッコいいのだろうけど、どうも終わり方は難しい。
どうしてもダラダラしてしまう。
どうしていいかわからなくて、困ってるうちに眠くなる。
ほんと引き際ってのがダメなんだな。
粋じゃねえなあ。

いつか粋ってやつがわかるようになるのだろうか。
どうなんだろ。
ぜんぜんそうなれる気がしない。
困ったね。