bronson69の日記

いつか読み返して楽しむための文章。

欲望

日曜日。夏の戻りのような一日。

 

昼過ぎまでまったりと眠って、起きて昨日のカレーを食べ、気がついたらまたベッドにでろんと横たわっている。さてどうしようか、晴れてるからタオルケットやシーツを洗おうか、それともどこかに出かけようか。写美のリニューアルを見に行くか、湯島の謝楽祭で落語家さんの屋台をのぞきに行くのもいいねえ。そんなことを口にしながら、それでも身体を起こそうとはせず、なんとなく録画していたアド街を再生してみたりする。自動録画にしていたのでHDDには過去一年分と少しの放送がアーカイブされており、その中からゆかりのある場所や行ってみたい場所を選んで見ていくとこれが中々に楽しい。ここは行ったことがある、ここは住んでたけどこんなお店は知らなかった、今度ここに行ってみたいね。そんな会話をしながら様々な街の人気スポットを鑑賞し、気がついたら夜になっていた。やべえもう七時半じゃん、ところで急にジャンポールエヴァンのチョコレートケーキが食べたくなったんだけど急いで伊勢丹行かない?つって外に出たもののチョコレートケーキは売り切れで、ニュウマンのブルーボトルコーヒーで酸味の強いコーヒーを飲む。ずいぶん酸味が強いねえ、いやこれはこれで美味しいけどさあ、サードウェーブコーヒーってのはこういうもんなの?ねえ、どうせ酸味を味わうならフルーツの酸味のほうがよくない?ということで果実園へ。結論としては、深夜の桃まみれは大変に甘美でした。

 

あとはもう帰って眠るだけ、で構わないのだけれど、寝る前に風呂だよね、シャワーもいいけどサウナとかいいよね、というわけでミッドナイト銭湯チャレンジ。サウナ水風呂のナイスサイクル発動で完全に勝利。完璧な状態になり、待合室でこれを書いている。

 

あー、欲望のままに振舞うのってほんとに最高。

全身がとろんとリラックスして、このままだと寝てしまいそうだ。

家まで帰るのも面倒くさいなー。

寝てしまいそうだよー。