突然に
しばらく楽をして先送りしまくっていたので、貯まったツケを払わなくちゃいけない。要するにキリキリ働けたまには社畜ぶりを発揮してみろコノヤロウということなのだけれど、故あっていま業務効率が著しく低下してる。バグでノイズで例外規定で熱暴走だ。おまけに夏だし。暑いし。暑いしさ。
いまだって働いてたわけでもオリンピックみてたわけでもなく、ただただ眠れなくてもう土曜の早朝。あまりに眠れないから開き直ってカレー作ったら刻んだ玉ねぎを半分ひっくり返してしまった。泣きながら散らばった玉ねぎを拾う、床を拭く、掃除する。外国産の玉ねぎは日本産より目に染みる。ほんでやたらとパサパサしてんね。
カレー作ったら少しは落ち着くかというと全くそんなことはなく、ただ夜中にバカウマなキーマカレーが出来上がっただけだった。キーマカレーなくなっていいから仕事が片付いてほしいんだけどな。誰かキーマカレーと引き換えに仕事してくれないかな。他のカレーが良ければ他のカレー作るよ。言ってくれれば何でも作るよ。何でもじゃないよ、作れるものだけ。
何もかも永遠に先送りし続けることは誰にもできないし、いまいるところに留まり続けることも許されない。望むと望まぬとに関わらず、我々は変化していく。それは必然であり、希望であり、恐怖である。夕立は降るし雷は落ちる。ハルジオンは咲き乱れる。始まりは唐突にやってくる。
普通に怖いしさ、不安だしさ。
でもそれ以上に、胸が高鳴って、ワクワクして、うわっついて仕方なくてさ。
イントロ鳴っちゃったなあ。
スイッチ入っちゃったなあ。
始まっちゃったなあ。