bronson69の日記

いつか読み返して楽しむための文章。

安居酒屋

会社の歓送迎会。
幹事とかやったことないタイプのひとに幹事をやってもらったら、歌舞伎町の安居酒屋みたいな店になってしまって、薄い酒と安いツマミにゲラゲラ笑う。
「きょうはもう、アラ探しはやめて、『よかった探し』をしましょう」なんて言って、おじさんおばさんの集団が愛少女ポリアンナになる。
なんだかんだ面白かった。

帰宅して、水出しコーヒーをセットする。
きょうは豆を浅炒りに替えてみた。
上手い具合に酸味が出るといいのだけれど。
出来上がるまでの時間、「『監督失格』まで」を読む。
いろいろ考えたけど、最終的に残ったのは、平野監督って負けたくていろいろやってんだろな、ってことだった。
予想を裏切られたい、自分のイメージを超えられたい。
予定調和(といっても平野監督にとっての予定調和だから、常人にとっては予定調和なんてもんではないのだけれど)からどこまで遠ざかれるか。
それがテーマなんだろな。

「『青春100キロ』は軽い映画ですよ」と監督がいうのは、そういうことなんだろな。
予定通りのものがとれればオッケー、という。
それで充分おもしろいからすごいんだけども。

もう少し書きたいけど眠いのでここまで。
おやすみなさい。