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bronson69の日記

いつか読み返して楽しむための文章。

カレーに火をつけて

土曜。

 

昼前に起床。仕事に向かう彼女と一緒に家を出る。年イチの寒波を謳うだけあって、昼だというのに夜みたいに寒い。駅で見送って紀伊国屋へ。石山さやか「サザンウィンドウ・サザンドア」(なんて素敵なタイトルだろう、まるで古いシティポップのアルバムみたいだ)、くらっぺ「はぐちさん」、ヤマシタトモコ「WHITE NOTE PAD」「さんかく窓の外側は夜」などドサドサと購入。ジャケ買いっぽくマンガを買うのは久々でなんだか興奮した。外に出るとほんの少しだけ雪がチラついている。とても小さな雪の粒が、ひとつ、ふたつ、と落ちてくる。すべて数えてしまえそうなくらいの、申し訳程度の雪。冷たい空気、灰色の空、ほんの少しの雪。いかにも冬らしい景色で嬉しくなる。マフラーも手袋もせずに自転車を漕ぐ。存分に冬を味わう。

 

歌舞伎町を抜けて大久保へ。きのう「青春ゾンビ」で見た「Spicy curry 魯珈」に向かう。魯肉飯とスパイスカレーのコンビなんて、そんな素敵なものがこの世にあるのか!ということで思い立ったが吉日ルールが発動してしまった。魯肉プレートを注文。魯肉飯と玉ねぎとアチャール、生野菜とマスタードオイル高菜。カレーはベジタブルコルマにした。


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メチャクチャ美味い。魯肉飯も美味いしカレーも美味い、それらすべてを混ぜて食べると美味すぎてなんかもうわけがわからなくなる。ただスプーンを口に運ぶ機械になる。自我が消える。無心になる。頓悟とか曼荼羅とか怪しげな言葉を使いたくなるけれどそれはただの魔境だと思うのでやめておく。危ない危ない。カレーは怖い。

 

美味いカレーは火をつける。ついついやる気になってしまう。何を?もちろんカレーを。買い物して帰宅、そこからカシューナッツをすり潰したりマトンをヨーグルトでマリネしたりなんやかんやとやって、とりあえずベジタブルコルマが完成。ヨーグルトと牛乳と生クリームとカシューナッツペースト、それとスパイスでナスとカリフラワーを煮込んだカレー。我ながらよい出来栄え。とにかく白くてクリーミー。今日みたいな寒い日にぴったりのカレーだ。仕事終わりの彼女に食べてもらい、お褒めの言葉をいただき、満足して就寝。明日はマトンをなんとかしよう。コルマにするか、マサラにするか。悩むなーほんと。