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bronson69の日記

いつか読み返して楽しむための文章。

無駄なこと

久々に何の予定もない土曜日だった。誰にあう予定も、どこに行く予定も、もちろん仕事の予定もない、何をしてもよい土曜日。その土曜日を、眠って過ごした。たぶんスウェットの上下のせいだ。僕はかなりの暑がりで、一昨日までは半袖のTシャツとハーフパンツを寝間着にしていたのだけれど、冬の気配に耐えかねて、昨日からスウェットの上下を寝間着に採用したのだった。衣装ケースの奥から引っ張り出したスウェットからは匂いのつかないムシューダの匂いがした。

 

半袖のときは布団に包まらないと寒くて眠れなかったけれど、長袖のスウェットは布団のように暖かく、ソファの上でもラグの上でも、うつらうつらとしてそのまま眠りこむことが出来てしまうのだった。テレビを見ているとき、スマホでネットを見ているとき、本を読んでいるとき、何をしていてもうつらうつらはすぐにやってきて、そうすると僕は見始めたばかりの何かを置いてけぼりにしてまぶたを閉じるしかなくて、眠りとともに二時間弱の時間が消えて、頬に敷物の型がつく。

 

ここまで書いてまた寝ていた。テレビでは日本シリーズが流れている。もう22時にもなるのにまだ8回だ。遠くから広島に遠征してるお客さんもいるのだろうに、大変だな。広島には行ったことがない。行ってみたいと常々思っているのだけれど、広島行きたいね、と話に出ると必ず、それならサンライズ瀬戸・出雲に乗りたい、という話になり、出雲と瀬戸とどちらがいいかという話になり、出雲大社と瀬戸内アートフェスとどっちがいいかという話になり、広島はどこかにいってしまうのだった。サンライズ広島があればこんなことにはならなかった。憧れの寝台列車。乗ったら寝れないだろうな。寝るために工夫された列車では寝れず、寝なくてもいい土曜の昼間に寝てしまう。睡眠中枢は天邪鬼である。

 

この間、ツタヤが久々に100円セールをやっていたので、CDを大量にレンタルした。音楽を配信で買うというのがどうも馴染まず、CDを買ったり借りたりしてリッピングして聴いている。こだわりがあるわけではなく、アップルidが謎の使用停止処分を喰らってiTunesで買った曲が聴けなくなって、それからトラウマなのである。泉まくら、ダオコ、ホームカミングス、思い出野郎Aチーム、ビデオテープミュージック、そのあたりの旧譜をごそごそと借りて、リッピングして、スマホに入れて、SMAPばかりを聴いている。やはりSMAPはいい。特に「JOY」が好きで、こればっか聴いている。「無駄なことを一緒にしようよ」こんな最高の口説き文句って他にあるだろうか。人生は余暇だからできるだけ無駄なことをしよう、後には何も残らなくていいから、ただただ楽しく人生を送ろう。どうにかなるさ人生は、明るい歌でも歌っていくのさ。SMAPの持つポジティブさ、ゴージャスな感じ、圧倒的な肯定感、これはいったい何なんだろう。「忘れかけてた魔法とはつまり」って言うけどさ、魔法は貴方たちだよ、と言いたくなる。SMAPは魔法だ。5人揃ったときだけ発動する魔法。すべての不幸せを吹き飛ばす力のある魔法。

 

無駄なことをしたい。無駄なことをあなたと一緒にしたい。起きては眠るだけの本当に無駄な一日も、あなたとふたりなら魔法に変わる。そうやって毎日を魔法に変えて過ごしていって、魔法の中で老いていけたら最高だと思う。なんかいっつもこんなことばっか書いてんな、と思うけども、ほんとにこんなことばっか考えてんので仕方ない。

 

ここまで書いてまた寝てた。一日が無駄に終わった。日ハムが優勝してた。おめでとうございます。黒田投手お疲れ様でした。たぶんこのあとまた寝ます。お休みなさい。無駄で楽しい一日を。