bronson69の日記

いつか読み返して楽しむための文章。

うだうだ

そうじゃなくてさ、愛ってやつは、コレクションじゃない、ましてやファッションじゃないでしょ。それはそうだと思う。でも、愛はおしゃれじゃない、って言われるとそうなのかな、って思う。お洒落な愛はあるんじゃないかなって思うし、愛がラブリーでキュートだったら困ることは何かあるの、って思う。ぺこ&りゅうちぇるのそれが愛じゃないって言われたら悲しいし、お洒落じゃないって言われたら???お洒落???って?なに????ってなる。そのあたり岡村ちゃんや小出くんはどのようにお考えだろうか。

 

秋なので秋に聞きたい音楽を求めてスマホに入れてる音楽を衣替えしている。きょうはスカートやスピッツホフディランを聴いていた。ホフディランの「恋はいつも幻のように」はとても秋らしくていいと思った。小沢健二の「球体の奏でる音楽」もいいし、フリッパーズ・ギターの「カメラトーク」もいい。やっぱあれッスよ、秋はベレー帽っスよ、ね、岡崎センセ、という気分だ。あとJ/Gの「あなたは煙草、わたしはシャボン」もいい。ラブサマちゃんの曲のカバー。J/Gは何を聴いてもよい。サンクラでJohnGastroって検索したら出てくるので物好きなひとはどうぞ。

 

寒いところが好きなので寒くなると北の故郷に帰りたくなる。コートを着て街を歩き熱くなってコートを手に持ったりしたい。橋の上で脚を止め、川をのぞきこんで遡上する鮭を眺めるなどしたい。川原に降りて遊歩道を歩いて、力尽きた鮭が川岸に浮かんでいるのを探したい。川がゆるくカーブする、その内側の岸辺で、すべすべした平たい石を拾って、なるべく身体を低くして、水面と水平に石を投げたい。石が水面を跳ねて転がるように上手に投げたい。ムキになって石を投げて、投げた拍子にポケットに入れてたスマホを浅瀬に落とすなどして、ヤケになってスマホを水平に投げたい。スマホが水面を跳ねていくところが見たい。動画を再生しながら、音楽を鳴らしながら、着信を受けながら沈んでいくスマホが見たい。

 

故郷を見せたい。好きなところだけを見せたい。好きな街なみ、好きな景色、好きな川、好きな山、好きな蕎麦屋さん、好きなパン屋さん、凛と冷えた好きな空気のなかをふたりで歩いて、たくさん話して、それから温泉なんぞに泊まったりしたい。温泉なら真冬のほうがいいかな。雪景色に白濁した露天風呂。ただし湯船以外は凍ってるので湯船に辿り着くまでに足の裏は凍傷になる。

 

寒くなって鍋が美味しい。きのう作ってもらった味噌と酒粕のお鍋、あれは最高に美味しかった。具は鶏に牛蒡に白菜、それに芹。小ねぎをたっぷり、さらにかぼすをぎゅっと絞っていただく。濃厚で、暖かくて、爽やかで、なんかこう洗練されていてスタイリッシュで最高だった。あと鍋のあとのハーゲンダッツも美味しかった。温かいもの冷たいもの、しょっぱいもの甘いもの、対極のコンビネーションは最高である。映画でいうと「ラッシュアワー」とか「48時間」とかか。なんで映画で例えたのか。わからん。

 

眠いぞ眠い。とにかく眠い。