bronson69の日記

いつか読み返して楽しむための文章。

最近のこと

読んだ本や見たものなど、コンテンツ的なことをあんまり書いていなかったので、備忘録的に。

 

先週の土曜日、範中遊泳の山本卓卓さんの作・演出の舞台、「昔々日本」を見てきた。池袋の芸術劇場。お芝居の前に何か食べようか、どっかいいとこないかな、あ、ここのコーヒーはすごいよ、サードウェーブコーヒーって酸味の強いの多いけど、ここのコーヒーはほんとに酸っぱい、わたしには飲めないくらい酸っぱいよ。そう言われたら飲んでみたくなるわけで、ゴリラコーヒーでコーヒーとホットドッグをテイクアウト。芸術劇場内のカフェテーブルで食べる。ホットドッグ美味しい。コーヒー酸っぱい。ほんとに酸っぱい。嫌いじゃないけど酸っぱい。あまりに酸っぱいのでデザート投入。成城石井で買ったモーモーチャーチャー。甘みに甘くて美味しかった。モーモーチャーチャーだのラクサだのシンガポールチキンライスだの、成城石井の熱いシンガポール押しはいったい何なんでしょうね。お腹いっぱいになってようやくお芝居。昔々と今々、過去の想いと今の想い、現実に起きたことと夢想の中で起きたこと、交わらなかったはずのものが現実の中で重なり合っていく、ダンスの身体性が言葉を上回っていく、理屈ではないけれど背景にロジックを持って成立している、そのロジックをわかりたくてたまらなくなる。なんだろな、俺が無知で馬鹿で文脈を捉えられない不粋の塊だからこんなふうに思うのかな。んなこたないか。とにかく面白かった、何が面白いのかうまく言語化できないものを見るのはいつだって楽しい。そこから池袋をふらふらして、古本屋で本をドサドサとテイクアウトし、荷物がずっしりと重くなる。腰が痛いのになんてことだ。そこから高田馬場に移動し創作和食。いろいろ美味しかったけれどそれ以上に隣の女子会の会話がヤバくて無言で聞き入ってしまった。自分があのひとの旦那でなくてほんとうによかった。

 

読んだもの。「あげくの果てのカノン」「しろいろの街の、その骨の体温の」「市川春子作品集」「昭和元禄落語心中」「言葉の食卓」などなど。マンガが多い。「あげくの果てのカノン」に出てくるケーキ屋さんは赤坂見附のしろたえです。レアチーズケーキとシュークリームがオススメ。「しろいろの街の〜」は残酷な教室のリアルさとヒーロー男子の非リアルさのギャップがえげつない。「言葉の食卓」これは面白かった。武田百合子さんという方の、食にまつわる随筆。画角にうつるすべてのものにピントが合ってるというか、目に映るすべてのものを等価に捉えて描写するというか。こういう透徹な文章を書けたらいいなあ、なんて思ってしまった。

 

あとはなんだろうな、彼女の話とかだろうか。ひとと飲んでいて、素面だと何を話すのも恥ずかしいのに、酔っ払ってくると酷い惚気を自分から語りだしたり、そういう自分がだいぶうざったくて、要するにまあ平常運転である。神楽坂のカレー屋さん美味しかったなー。神楽坂、良さそうなのでいろいろお店を開拓したい。東京三大煮込みも三大大福も三大たい焼も制覇したい。高尾山ビアマウントも久々の秋元屋も行きたい。行きたい東京が多すぎて楽しみで困ってる。石原さとみの次のメトロの広告、俺でいいんじゃないかな。いろいろ行くよ。名物digるよ。

 

ここ最近はこんなもんでしょか。映像は、ほんと時間なくて見れてない。「マイマイ新子と千年の魔法」も見に行きたかったけど終わってしまった。レンタルで見よう。「おとぎ話みたい」もレンタル出てるんだよな。見よう。「ストレンジャー・シングス」も見たいし、真田丸も貯めてしまってるし、オレ死ぬまでに見たいもの全部見れるのかな。

 

きょうから三連休。明日からは雨みたいだけどいまは気持ちよく晴れ渡っているみたいで、窓から差し込む日差しが良くってなんとなく外に出てみたくなる。ふらりと出かけてコーヒーとサンドイッチでも買ってこよう。コーヒーが冷める前に目を覚ましてくれればいいな。