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bronson69の日記

いつか読み返して楽しむための文章。

バーガー、カレー、鳥の世話

土曜日。

強い日差しとからりとした空気、日陰の涼しさが高原を思わせるような、そんな一日。

 

朝の早い時間に外に出て、気候の素晴らしさを確認し、そのまま散歩がてらパン屋さんに向かう。そんじょそこらのカフェのハンバーガーよりよっぽど美味しいハンバーガーがあるお店。他のパンもサンドイッチも美味しいのだけれど、ハンバーガーがあまりにも美味しいので、僕の脳内ではパン屋というよりハンバーガーショップの項目にタグ付けされている。そんなお店なのでハンバーガーはお昼過ぎには売り切れてしまうのだ。きょうはハンバーガーを二つと焼きそばパンを購入。こんなに気候が最高な日に公園でハンバーガーとビールなんてやったら最高すぎて立ち直れなくなるぞ、と自分を戒めながら帰宅。途中で前々から気になっていたコーヒーショップに入ってみる。ホット一杯200円のコンビニ価格、でも明らかにコンビニより美味しい。豆も売ってるんだけど、並んでるのはみんな緑色の生豆で、その場で焙煎からやってくれるらしい。珈琲は生鮮品ってほんとなんだなー。今度からコーヒーはここで買おう。

ハンバーガーと焼きそばパンとコーヒーを抱えて帰宅、二度寝、二度目の起床後そのままカレー。玉ねぎを刻む炒めるトマトとチキンでスパイスだ。最後に塩レモンをドバドバ投入。ほんとは輪切りのレモンを入れたかったのだけど、すぐ食べきってしまわないと皮から苦味が出てしまいそうだったので断念。上手いことレモンの酸味と香りが入るといいなあ。サッとシャワー浴びて三度寝をキメて、そろそろ公園いこうか、なんて言ってたら3時半、新宿御苑は4時半まで、ヤバいじゃん閉まるじゃん全然のんびりできないじゃん!とか言いつつもいざ公園で敷物しいて腰をおろすと圧倒的にのんびりしてしまう。幼い子どもが走り回っては転ぶ遊びを繰り返していてかわいい。とてもとてもタイニーな生き物なのにX-largeのTシャツ着てて超かわいい。ぜんぜんlargeじゃない、ぜんぜんlargeじゃないよ。他にもいろんな子どもが走り回ってて、みんな自分のお母さんのことを気にしながら、チラチラ見ながら走り回ってて、それを見ている僕らは蕩けそうな顔でニコニコ笑っている。やべーほんとうにかわいい。なんか色んな人種の子どもがいるし。なんだこれ。天国か。とか思ってると閉園のアナウンスが鳴り、遠くの方から人々がこちらに向かって一斉に歩いてくる。みんな名残惜しいのか、歩く足取りがなんとなく重たい。たくさんの人がバラバラに、ゆっくりとこちらに向かってくる光景は「ウォーキング・デッド」でゾンビの大群に囲まれるときの光景そのまんまで、失礼ながらも笑ってしまう。じゃあ僕らも帰ろっか、って腰をあげて、そういえばハンバーガー食べてないよね?あれ?そもそも持ってきてないね?何しに来たんだっけ?って笑って、帰って部屋でハンバーガーを食べる。もともと美味しいハンバーガーなので部屋で食べても最高に美味しかったです。

 

夜は友人カップルと一緒に二丁目のテラス席でクラフトビール。にぎやかなお店で、店内にはギターを弾いてる男性がいる。向かいの席では連れの女性がうっとりした顔で歌を口ずさんでいる。その二人の光景がなんだか美しく見えて、なんの曲を歌ってるんだろうね、とみんなで耳を済ます。最初に気づいたひとりの表情が曇り、丸の内サディスティックだよ、と吐き捨ててみんなで爆笑し、何を歌っていれば正解だったのか?と話し合うが正解は出ない。クラムボンとかだったらそれはそれで吐き捨ててただろうしな。いっそ知らないボサ・ノヴァとかが良かったのだろうか。それか振り切ってピチカート・ファイヴ、それともカーペンターズだろうか。たぶんルクプルご本人様だったら文句なしに優勝だったな。

 

ひとしきりビールった後はワインを買い求め、久々の四恩醸造を喜びつつ、友人宅で大量飲酒でダメになった。みんな楽しそうで、幸せそうで、よい会だった。僕は彼らが旅行中の鳥の餌やり担当大臣a.k.aいきものがかりに任命された。光栄だが責任重大な役職である。身命を賭さねばならない。これは所存である。所信である。押して参る。酔っている。

 

何事にも初めてってものがあり、きょうもそのひとつだとするならば、かなり上等で良質な初めてだったんじゃないかな、と思う。例えば一年後くらいにキャンプなんかして焚き火を囲んで思い出話のひとつもやって、そういえばあのときはほんと酷かったね、って笑って話せるような、そんな未来に繋がってるんじゃないかと思えるような、そんな一日。

 

寝て起きたらひと晩眠って美味しくなったカレーがある、そう思うと心強く眠ることができる。

ここ最近、毎日が楽しい。

行きたいところややりたいことがたくさんあって、そのくせ明日の予定は何も決まっていないけれど、でも何をしてたって楽しいだろうという気がする。どこに行ってもどこにも行かなくても、なんならひとりで掃除と洗濯だって楽しいに決まってる。

そんな気がする。

そう思いながら眠りにつける。

それが嬉しい。