眠たくなるまで、アイロンの話なぞ

昼夜逆転生活をしてるわけでもないのに、昼間は眠たくて死にそうで、夜になると目が冴えるのは何故だろう。

きょうも昼間はずーっと眠たくて、でもなんだかやたらと酒を飲みたくて、こんなに眠たいのにアルコールなんか入れたら瞬獄殺なんじゃね？酒の匂いだけで倒れて死ぬんじゃね？と思ってたんだけど、いざ帰宅して焼酎をストレートで飲みはじめたら、眠るどころかボルテージが上がって上がって困ったもんです。買い置きの赤霧島が空になるころにはもうやたらと活動的になっちゃって、冷蔵庫の残り野菜と豚肉でスパイス効かせた炒め物ともスープともつかない何かを作ってみたり、それをつまみに八丈島の焼酎を飲んだり。なんでまだ火曜日だってのにこんなに飲んでるのでしょうか。しかもひとりで。

ところで話は変わるんですがアイロンって世の独身男性はみんな持ってるものなんでしょうか。我が家にはアイロンがありません。だから俺のシャツは形体安定のやつばっかです。

アイロン、村上春樹臭が強すぎてなんか恥ずかしいんですよね。よく晴れた日曜の午後、お昼にインドカレーを作って食べたあと、朝に干した洗濯物を取り込んで、シャツにアイロン掛けをする。どうすか、これ。ただの普通の日曜の風景ですけど、むちゃくちゃ春樹っぽくないですか。誰かにツッコまれたら顔を真っ赤にしてわあああって叫びながらアイロンの蒸気をプシューってします。煙幕張ります。蒸気を浴びた相手の顔も真っ赤になります。ほんで相手が顔を押えてのたうち回ってるスキに俺は逃げる。だって恥ずかしいもん。

村上春樹ってなんでアイロン好きなんでしょね。そんなポピュラーな、普通の人が義務的に仕方なくやることを書かないでもらいたい。だって被っちゃうじゃん。恥ずかしいじゃん。双子とセックスとか、ねじまき鳥のねじを巻くとか、パン屋を襲撃するとか、そういう被らないやつについてだけ書いてほしい。アイロンはいけない。あとパスタな。

きょうもきょうとて適当書いて日付を超える。

ようやく眠気がやってくる。

きのうは一時間で目が覚めちゃった。

きょうは朝までいけるかな。

それだけがいまの望み。

おやすみなさい。

良い夢を。