大阪、うどんとカレーとフットボール
新しく出来たフットボールスタジアムを見学に大阪へ。
いや、ほんとはベガルタ仙台を応援しにいったのだけど、負けて悔しいので現実をねじ曲げることにした。
あー、いえ、わたしはスタジアム見学にいっただけですよ。
いや、むしろ美味しいご飯を食べるのがメインテーマで、スタジアム見学はただのついで、試合見るのなんてついでのついでのそのまたついでっすよ。
久々の東海道新幹線。
イベントごとの前の日はたいていそうであるように、きょうもほとんど眠れていない。
東京駅で朝から日本酒、新幹線の車内でビール。
眠くなるかと思いきやそんなこともなく、悪友とドブさらいか笑い話かわからんような話をしながら大阪へ。
あー面白え。
新大阪で小手調べ。
ねぎ焼きと道頓堀今井のきつねうどん。
大阪グルメは粉ではない。
出汁である。
粉モンなんていうけれど、あれは粉ではなく粉をとくダシ汁が旨いのである。
ダシ汁って漢字で書くと出汁汁か。
汁出過ぎじゃね。
平らげて梅田へ。
梅田の讃岐うどんといえば「はがくれ」なのだけど、俺ら並ぶのも食い方指示されるのもキライなんだよ不良だからよ、というわけで同じ食堂街にある「踊るうどん」で冷やしぶっかけ肉載せ舞茸天載せ。
あのね、うどんがね、コシがあるのにフワフワしてるの。
ほんで、噛めるんだけど、噛まずに飲むほうが美味しいの。
讃岐うどんは喉越し、その意味がよーくわかった。
ほんとに喉越しだった。
一番搾りなんかメじゃないくらい喉越し。
スリランカカレーを貴方はご存知だろうか。
インドカレーとはまた異なるスパイス体系からなる、もうひとつのスパイスカレー。
日本最先端のスパイスカレー文化都市「大阪」で普及し、発展を遂げつつあるカレー界のフワフワ・ブランニューデイ、それがスリランカカレーだ。
バスマティライスの周りに、色とりどりのカレーや惣菜が並んでいる。
ひとつひとつも美味しいのだけれど、それらをごちゃまぜにし、カラフルなマーブル模様を作成し、できれば手で食べる。
要するに、こういうこと。
これをね、
こうすんの。
いや、これがめっぽう美味しいんですよ。
マジびびった。
あ、きょう行ったのは阪急百貨店の食品売り場の奥にある、「ポンガラカレー」ってとこです。
そこからホテルにチェックイン、吹田サッカースタジアムを目指してモノレールで万博記念公園へ。
何年か前に「太陽の塔」を見に来て以来。
太陽の塔、めちゃくちゃ好きなんですけど、好きな理由のベストテン第一位は確実に「デカイから」です。
マジでデカイしデカさの見え方がちょういいじゃないすか、怪獣映画で怪獣が物陰からヌッと顔出してるみたいな。
ね、マジよくないすか。
試合みたいなものがあったみたいなんですけど、俺の成長に悪影響なので記憶を改変します。何もなかった。ここでは何も行われなかった。なかった。
ほんで、宿の近くの飲み屋で地元の酒や水なすのぬか漬け、カサゴの唐揚げ、平目の昆布締めに稚鮎の天ぷらなどなどをやっつけていまに至ります。
飛込みなのに安くて旨い店だった…最高…
明日もスリランカカレーやらたこ焼きやらなんやらかんやら食べ歩きをやります。
記憶がない一部分をのぞけば、きょうはとっても楽しかった。
明日はもっと楽しくなるよね。
ね、ハム太郎。