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bronson69の日記

いつか読み返して楽しむための文章。

寿司、ジン、朝日

夜になって急に寿司が食べたくなった。
初夏、六月になったばかりのきょう、いつもの寿司屋に行ったら何をオススメされるのか、それが楽しみで仕方なくなった。

それで、友達を誘って、寿司屋へ行った。
ここ何年か、欲求は沸いてもすぐに消え去るもので、行動はずっと昔の欲求によって予定されたものばかりだった。
だから、欲求が消えないうちにすぐその通りに行動できるのがたまらなくワクワクした。

お勧めのツマミを頼んで出してもらった鯵のたたきが見た目にも爽やかで、茗荷を含むと爽やかさが倍増されて、いつもと変わらぬはずの日本酒までが爽やかに感じられた。
鱸、ムラサキウニ、平貝、ひとつひとつのネタがほんとうに爽やかで、爽やかだった。
ふざけてるのではないのですよ、僕の語彙では爽やかとしか言いようのない、ほんとうに夏らしい素晴らしい美味しさだったのですよ。

すっかり満足して、荒木町からゴールデン街に向かい、飛び込んだバーで今度は様々なジンを味わった。シカゴの醸造所で作られたアルコールのきついジン、アフリカ旅行にインスパイアされたジン、様々な薬草を加えた複雑な香りのジン。自分が好きなのはジンの香りで、それは複雑であるほどよい、ということがよくわかった。お店には喋るのが好きな女の子と若いのに世慣れたマスターがおり、僕と友人は様々な人生のケーススタディを学んだ。すべての物に、すべての場所に学びはある。ジンと人生。

それから、友達と女の子と三人で別のバーに飛びこみ、人生や熱帯魚の飼育についてもう少し語り合い、店を出たらすっかり朝だった。徹夜で飲むのはよいのだけれど、朝って少し動揺する。やらかしたー、みたいな気持ちが強くなる。冬でも夏でも5時は5時、それはもちろんそうなんだけど。酔っ払って徹夜でふらふらで店の階段を降りて、朝日がさしてるのを見ると、やっぱりなんだか落ち込むのだ。

よい週末を迎えたひとも、あまりすっきりしない週末を迎えたひとも、一週間、お疲れ様でした。
吹き飛ばしたいことがあれば、馬鹿みたいに浴びるほど飲んで、それで吹き飛ばしましょう。
だいじょうぶ、世界は楽しくなるように出来てますよ。
やりたいことをやればいいんです、やりたいことはいつか必ず降りてくるから、降りてきたら首根っこを捕まえて、逃げられる前にやってしまえばいいんです。
そしたら必ず楽しくなりますよ。

では、私はこれから眠ります。
おやすみなさい。