無題
思い出しては胸がざわつく、そういう一日だった。
いまでも動揺が体の芯に残ってる。
いろんなことがあるよね、ほんと。
でもみんな無事で良かったよ。
それしか言えることがない。
何にもいいことない、何にもいいことないのにね。
動揺してるときに声をかけてくれたひとがありがたかった。
感謝しています、ありがとうございます。
帰り道、ツタヤのついでに少し様子を見に行った、けど、うん、やっぱり何も出てこないや。
いろんなことが起こるね。
ほんとにね。
でもね、起こり得ることが起こるなら、蛙の雨が降るほうが、俺にはずーっと良かったよ。
ああ、みんなにもっと良いことが起こりますように。
おやすみなさい。