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bronson69の日記

いつか読み返して楽しむための文章。

はたして

ヘンゼルとグレーテルは、森のなかで遊んでいるうち、迷子になってしまいました。

ヘンゼルとグレーテルがトボトボと歩いていると、森のなかに不思議なおうちがありました。

クタクタでお腹も空いていたヘンゼルとグレーテルはおうちの中に入ってみることにしました。ふたりは食べものを探しましたが、どこを探しても見つからず、かわりに筒状の布がいくつもいくつも見つかりました。

「グレーテル、これはいったい何だろう?」
「わたしわかったわ、これは長ズボンをリメイクして半ズボンにしたときの余りの部分よ」
「なるほど、そんならここはきっと勝俣の家だよ、小さな勝俣の家にちがいないよ」

そのとき、外で足音が聞こえ、ふたりはあわてて物陰に隠れました。ドアが開き、はいってきたのは、それはそれは大きなカジヒデキでした。

ふたりは顔を見合わせぶるぶる震え、声をひそめていいました。
「ここはカジくんのおうちだったのね」
「じゃあ、じゃあ、もしかして、ここは…」
「「スウェーデン!?」」
思わず大きな声を出してしまったふたりは、カジくんに見つかってしまいました。

ヘンゼルとグレーテルはどうなってしまうのでしょうか?
このままトーレ・ヨハンソンにプロデュースされてしまうのでしょうか?
いい感じの子どもスウェディッシュ・ポップ・デュオとして、トラットリアからレコードを出してしまうのでしょうか?
はたして、遠い遠いスウェーデンから吉祥寺(最寄り駅は武蔵関)のおうちまで帰れるのでしょうか?

知らんがなそんなもん。