bronson69の日記

いつか読み返して楽しむための文章。

あっちゅま

あっという間に終わった一日。
寝坊して、半分寝たまま会社に行って、割りと勤勉にしていたらあっという間に夜だった。
今日はいったい何の仕事をやってたんだっけなあ、いまいち思い出せない。
ぼんやりしながらせかせかしてたのかなあ。
だとしたら随分と器用だな。

夕方くらいからやたらとキムチ鍋が食べたくて、それだけはきちんと覚えていたから、帰りにスーパーで食材を買って帰った。
風呂に入って髪を乾かすのも面倒で、濡れた頭でキムチ鍋を作った。

何か特定の食べ物を、あれが食べたいなあ、ってずーっと思ってて、でもいざそれを食べてみたら、あれ?俺が食べたいのこれだったのかな?って違和感を覚える、そんなことはないだろうか。
俺はたいていそんな感じで、だから食べたいものとぴったりくるものを食べられたときはとても幸せになる。

驚くべきことに、きょうのキムチ鍋は、食べたかったものそのものだった。
ピンズドでドンズバだった。
こんなことってあるんだな。
食べたいと思ってたものをきちんと食べられることってあるんだな。

風呂に入って、お望みどおりのキムチ鍋食べて、嬉しくてお酒なんか飲んじゃったりして。
髪なんか乾かしてなくて濡れたまんまで、ホットカーペットが地べたから暖かくて。
このまま寝ちゃおうかなあ、でも髪だけでも乾かさないと、あした寝ぐせがひどいだろなあ。

あっという間に終わったけれど、あんがい悪くなかった。
そういう一日。