bronson69の日記

いつか読み返して楽しむための文章。

なんか明るいことを書きたい

フラレてから一月たって、
その間にも傷つくことや腹が立つことがいっぱいあって、
体もストレスから立ち直れていなくて、
毎日毎日死にたい死にたいって思いながら生きている。

さっさと前へ進もうぜー、とか
次次次だよ次があるさ、なんてまだ全然思えないし、
それどころかずーっと惨めで可哀想なままでいたい、
泣いて泣いて石鹸みたいに熔けてそのまま消えて無くなっちゃえばいいのに、
とか乙女☆ちっくなことばっか考えてる。

でも、なんか、ちがうなーと思えてきた。

悲しいのも凹んでんのも死にたいのも何ひとつ変わってないけど、でも。
死にたい死にたいって書きなぐり続けるのはなんか違うような気がする。

悲しくて死にたくて狂いそうでグシャグシャでどうしようもないときでも、
意地はってちゃんとして前向いてるみたいにしてる方が、
ずっとずっといいんじゃないかなって思えてきた。

俺は仕事が嫌いで、人間が嫌いで、生きているのが嫌いだった。
彼女とくだらない話をして笑いあうことと、数少ない友達と遊ぶことと、
青空を見ることが好きだった。

特に好きなのは、初夏と冬の青空だ。
5月のころの、生い茂った葉桜。
その向こうに見える空は、さあこれから夏がくるよと言わんばかりの特濃の青。
11月の弱い光が作り出す、高層ビルの光と影。
薄いブルーの空に浮かび上がる、くっきりとしたコントラスト。
そういうものを見上げながらひとりで街を歩いたり、公園にシートを広げて親しい人とお酒を飲んだり、そういう時間が本当に好きだった。

もう彼女はいなくなってしまうから、これからはできるだけ空を見て過ごそうと思う。
彼女と過ごす時間の代わりに、外に出ようと思う。

引越し先の街を探検して、公園を散策して、新生活の買い物もしよう。

年末年始の支度もしなくちゃな。
初詣は、都心の小さな神社に行こう。
人が少ない神社のほうがご利益を独り占めできる気がするし、
誰もいないビジネス街で、ひとりで見上げる空はきっと、見たことないくらいきれいだと思うから。