遮光カーテンのおかげでいつでも薄暗い部屋の中。隣に眠るひとを起こさぬように、胸に乗せられた腕をそっと持ち上げ、できるだけ滑らかにベッドから抜け出す。洗面所で時計を確認し、もう11時を回っていることに少し驚く。まだ早朝だと思っていた、お昼ごは…
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